小倉百人一首かるた部門
和歌を詠むのは風流で雅ですが、競技かるたは読み手の声を聞いた瞬間に体を動かし全身で札に向かう激しい戦いです。「畳の上の格闘技」とも呼ばれます。小倉百人一首100枚のうち任意の50枚を使い、それぞれ25枚ずつ分け、先に持ち札を無くした者が勝ちとなります。団体戦では五人一組で戦い三人以上の勝利でチームの勝ちとなります。
全国高等学校総合文化祭の代表8名の選考会には100名を超える選手が集まることもあります。学校単位で行う全国選手権の予選の参加校も30校を超えます。秋の関東大会の代表は1、2年生から選びます。いずれの大会も優勝を目指し、選手は互いに切磋琢磨し、時には敵として、時には味方として絆を深めています。